『中学校までは、軟式野球or硬式野球』について その3
こんばんは。
今日でタイトルの件はまとめたいと思います。
[目次]
・硬式クラブor軟式野球部?
・強豪校で野球したいの?
・お子様のなりたい姿は
軟式野球も硬式野球も野球ですが、微妙に違うスポーツだと思います。
例えば、内野守備です。
軟式野球は、バウンドをあわせることに慣れないとダメですけど
硬式野球ではそんなことより、打球コースに早く入らないとダメです。
バッティングにしても、軟式野球では叩き付けた内野ゴロは
ヒットになる可能性高いですが、硬式野球ではあんまり高いバウンドの
ゴロは狙って打つことは難しいかもしれません。
少し時間が必要です。
(我が子は、春休みに自主的に硬式球に慣れるような努力してましたが)
ボールの違いに慣れるだけではありません。
高校野球って、特殊な世界観で繰り広げられるスポーツです。
新一年生は、先輩との関係も慣れないといけない。なによりも
先輩との体力差に慣れないといけない。
(ホントに、スーパー中学生とかは別ですけど)
いくら、硬式野球クラブ出身といっても、毎日の練習に慣れないと
いけない。土日祝日だけの活動とは違います。
プラス、高校野球部は、強豪校じゃなくても朝練があったりします。
そう、練習量が増えるんです。
さらに、プラスで大学受験のことも考えないといけません。
仮に頑張って、大学付属校に入学できたとしても、希望学部に
進学するための努力は必要です。
そう、やることなすことに、自己責任の割合が増えるんです。
中学軟式野球部出身者だけでなく、硬式野球クラブ出身といっても
腹を括って入部する必要がありますよね。
☆強豪校で野球したいの?
野球強豪校希望のお子様であれば、硬式野球クラブが
どうしても有利な場合が多いでしょうね。
進学予定の中学校が、都大会常連校だったり、顧問の先生が熱心だったりすれば
硬式野球クラブとの差は、少ないかもしれません。
ただ、ご存じだとは思いますが、高校野球強豪校、そうですね西東京だと
日大三高、東海大菅生、佼成学園などなど(早稲田実業は学業が別格)
これらの学校ですと、一年生、二年生でベンチ、あわよくばスタメンを
狙うのは大変です。しかも毎年優秀なスーパー中学生が入部します。
そう、試合に出られないリスクがあるんです。
高校野球観戦(特に地方大会)が趣味のワタクシから言わせれば、
スタンドで応援している生徒達を見ていると、『応援している』と
いうより、別な表現で『野球をしている』ようにしか見えません。
ベンチはいれなくても、高校野球の経験は、この先、ムダにはなりません。
最後まで、補欠でも構わない覚悟がないと、野球強豪校への進学は
大変だと思います。
☆お子様のなりたい姿は
高校野球、いや、野球だけを極めたいのか。
それとも、野球もやるけれども、その他の高校生活も目一杯
楽しみたいのか。私立強豪校を倒して下剋上を目指すのか。
目標によって違ってくると思います。
ただ、野球、ましてや硬式野球は、選ばれた人じゃなければ、
通常高校生で終わり。
そうです、野球やってない時間の方が、将来的には圧倒的に
多いんです。
『野球しかできない!』
これが、子供達に絶対に避けて欲しい将来像です。
偉そうに、知ったようなことを三回に分けて書かせていただきましたが
センスのある子供にとっては硬式出身、軟式出身、はっきり言って
『関係ないです!!』
伸びる子は、乱暴な言い方ですが、キッカケつかめば
『勝手に上手くなります!!』
我が子(次男)は、弱小軟式野球部出身で、チームとしては
公式戦一勝です。
強豪校ではないけれど、高校には野球推薦で進学しました。
わかる人には、わかるんです。
キッカケだけです。
ワタクシ、部活動体験には、有休使って、5校ほど付き合いました。
これが、ワタクシが考える、我が子へのキッカケ作りでした。
(次男自身に自信を持たせたかったんです)
野球をやっているお子様の親御さんも、これから野球をやらせようと
思われている親御さんも、参考になれば幸いです。
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