『中学までは、軟式野球or硬式野球?』について その①
こんばんは。
いよいよ、選抜大会の代表高も決まり
高校野球シーズン開幕間近となりました。
そこで、タイトルの件です。
割と語り尽くされたテーマですが、ワタクシも持論を
持ってますので今日は
書いていきたいと思います。
野球人口が減ったとはいえ、まだまだ野球人気は根強いと思います。
ご存知かと思いますが、ワタクシ達世代の野球スタートは、軟式ボールを
使った軟式野球が一般的でした。しかし、最近は、硬式ボールを使った
硬式野球の方が勢いあるかも知れません。
ネットで検索すると『硬式野球クラブがいい』との
意見が有利だと思うのですが、それって
『甲子園常連校に入部するため』の説です。
野球少年全員が、甲子園常連校に入学なんて出来るわけないです。
もっと言うと、甲子園だけが野球じゃないです。
全員、プロ野球選手に憧れるけど、ドラフト指名されるなんて
東京大学にはいるより難しいかも。
我が家の男子3人は中学校軟式野球部出身です。
(三男坊は現役中学野球部)
さして、強くはありません。
長男坊の時は、先生が熱くて、大好きな方でしたけど。
長男、次男の二人は、立派に硬式野球に溶け込んでいます。
(長男は溶け込みました)
次男は、野球レベルがそこそこの都立高校に、野球推薦で入学しました。
そんな経験から、ワタクシが思う、メリット・デメリットを
書いて行きたいと思います。
[目次]
・硬式野球クラブ(一般論)
・メリット
・デメリット
☆硬式野球クラブ (一般論)
ボーイズリーグ、シニアリーグ、ヤングリーグなんかのことです。
当然、高い志を持って、わざわざ高いお金を払って入部しますから
レベルは一般的に高いです。
練習グランドも確保されているのが通例です。
監督、コーチも大学、社会人までの野球経験者、中には元プロ野球選手も
いらっしゃいます。
昔ながらの熱血タイプから、ロジカルで優しい指導者まで
バリエーションは豊富です。
よく
『硬式ボールはケガをしやすい』
『肩とか肘に負担がかかる』
とか言われますが、中学生にピッチャーの連投を強いる、痛みを根性で
克服する、とかがなければそうそう故障しないと思います。
フォームの乱れも、ケガの要因ですが、一つの型にはまった指導しか出来ない
監督、コーチは論外ですが、理に適ったフォームを教えて貰えるなら
ムリしない限り、ケガのリスクはそんなにないと思います。
指導者が、各々のレベルに合わせて、長所を伸ばすようにして貰えるなら
理想的な環境かもしれません。
☆メリット
①仲間達のレベルが高い場合が多い
②レベルの高い指導が受けられる可能性が高い
③当然、相手チームレベルも高いので、技術向上への目標が立てやすい
④野球強豪校とのパイプがある
⑤高校野球への戸惑いが少ない
以上のようなことが、挙げられると思います。
ネットなんかで書かれていて、強調されるのは④、⑤でしょうか。
『野球でご飯を食べていく!』までの決心が、中学生に出来るかと言えば
疑問ですが、『なにがなんでも甲子園!』とかなんかだと、硬式クラブチームが
最短距離かもしれません。
☆デメリット
①月謝が高い
②道具が高い
③土日祝は朝から晩まで野球である
④親の負担、バックアップ体制がクラブ運営に不可欠
⑤部員が多く、試合に出られないかもしれない
①の月謝は、¥15,000から、クラブによっては、もう少しかかるイメージ。
場合により、遠征費用が別途必要です。
②は軟式グローブの3倍程度が目安でしょうか。
(軟式:¥12,000~¥13,000。硬式:¥30,000~¥50,000)
他に、スライディングパンツも履きますかね。
あとは、練習着、スパイク、アップシューズ、バッティンググローブ、守備手
などなどの消耗品(これは軟式野球でもいりますけど)
③は軟式野球部でも強豪校だとあり得ます。
でも、中学野球部は、学業の一環である側面もあり、テスト前一週間は
部活休みだったりします。
④は、我が家の場合、父親が仕事なのと、子供が多めなので
事実上ムリ。
グランド整備、付き添い、応援、送り迎え、親同士の懇親会、など。
人間関係、はっきり言って、メチャクチャ大変です。
(どのスポーツも、そうかもしれませんが、野球とサッカーは異常かも)
親の出番が少ないチームもありますが、その分はお金で解決なので月謝高めです。
ワタクシが引っ掛かるのは、⑤ですね。
だって、試合出れないと詰まんないですもん。
『家で自主練習やって上手くなれ!』
言うのは簡単だけど、やるのは子供でしょう。
出来ないのが普通です。そこまで、中学生に覚悟をもとめるのは
酷だと思ってます。
親御さんが、本格的な野球経験者であって、お子さんに指導できる
ような環境でないと、強豪クラブでは、一般的な運動神経だと
なかなかレギュラーになるのは難しいです。
バケモノみたいな子、実際いるんですよ。
以上、硬式野球クラブについて、書かせていただきました。
『なにがなんでも、甲子園!』
『なにがなんでも、プロ野球選手!』
このようなこと、目指しているのであれば硬式野球クラブを
選ぶべきだと思います。
次回は、軟式野球について書きたいと思います。
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